自動車が衝突した際に折れた車止めの鉄筋を除去しないまま放置し、これにつまづいて
右ひざの骨を折る重傷を負った女性が、道路管理者の××市を相手に約250万円の
損害賠償を求めた民事訴訟で、××地裁は2003年(平成15年)5月29日、「道路管理を
怠った責任は市にある」と認定し、慰謝料など約120万円の支払いを××市に命じた。
訴えを起こしていたのは○○県に住む68歳の女性。判決によると、この女性は
2000年(平成12年)11月26日、××市△△区にある寺へ参詣するために近くの市道を
歩いていたが、歩道上に突き出た長さ7cm、直径1.2cmの鉄筋(鉄棒)に気がつかず、
つまずいて転倒。右ひざの骨を折る重傷を負った。
この鉄筋があった場所には歩道への自動車の侵入を防止するコンクリート製の車止めが
立てられていた。
ところがこの事故が起こる1カ月ほど前に、自動車が接触して破損、コンクリート製の
柱部分は完全に折れてしまった。
折れたコンクリート柱は事故直後に撤去されたが、内部の鉄筋は「再び施行する際に使う」
としてむき出しのまま残されていた。 |

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